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改めて見直したい!乗車姿勢のコツ

改めて見直したい!乗車姿勢のコツ

繊細な操作を生み出す正しい乗車姿勢とは?

バイク操作の上達、そして安全性のためには、バイクに乗るときの姿勢が何よりも大切です。
バイクに適した姿勢を取ることで、バイクと一体になることができ、よりセンシティブな操作が可能になります。

バイクの基本姿勢で体をリラックスさせながら、ニーグリップで車体をしっかりとホールドさせることです。
特に上体をリラックスさせることが大切で、これによって長時間のライディングでも疲れにくく、見た目もかっこよくなります。

では、ライディングに適した姿勢をチェックしていきましょう。

猫背はカッコワルイし体に悪い

下半身はタンクをはさみ、車体をしっかりとホールドします。
上半身は、仙骨を起こして座りましょう。
仙骨とは尾てい骨がついている骨です。
仙骨を起こす方法は、おへそを前に出すことです。
こうすることで、背筋が弱い人でも無理なく正しい姿勢をキープできます。

逆にNGなのは猫背です。
猫背の姿勢でバイクに乗ると、腰への負担が3倍増加します。
疲れやすいのはもちろんのこと、腰痛の原因にもなるので注意しましょう。
見た目もかっこ悪いですよね。

腕は締めすぎず緩めすぎず、正面から見て円形を描くようにし、グリップは軽く握ります。
肩の力も抜き、目線は正面を向けます。

膝はニーグリップですが、強く締め付ける必要はありません。
通常はタンクに膝を当てる程度でOKです。
加速時や減速時など、状況に合わせてグリップする力を調節しましょう。

足は土踏まずをステップに乗せ、すぐにペダルを踏めるように、足先はペダルに乗せておきます。

グリップと手が45度になるように握ろう

手はグリップに対して45度を心がけ、やや外側から握る感じです。

この角度で握ると、アクセルを回したときも両腕から肩にかけた余分な力が入りません。
グリップに対して90度に握る人もいますが、この状態ではアクセルを回したときに手首からヒジが下がって、脇を締めた状態になってしまいます。

また、グリップを強く握りしめるのも禁物です。
強く握りしめると、ハンドルから伝わってくる路面の情報を感じられないからです。

ハンドルにはバイク操作でも、特に重要な機能が集まっています。
ハンドリングやアクセルだけでなくブレーキやクラッチなどの操作がスムーズに行えなくなります。

安全走行のためにも、バイクの乗車姿勢はとても大切です。
変なクセをつけないように、常に自分の乗車フォームをチェックするクセをつけましょう。
特に力の入りすぎ、猫背には注意し、リラックスした状態で乗れるよう心がけることが大切です。

バイクの乗車姿勢に関してはさまざまな考え方がありますが、まずは安全第一を考えましょう。
白バイ隊員の乗車姿勢などを参考にするのもいいですね。