1. >
  2. >
  3. ドライバー一本でできるヘッドライトバルブ交換

ドライバー一本でできるヘッドライトバルブ交換

ドライバー一本でできるヘッドライトバルブ交換

ヘッドライトバルブの寿命はどのぐらい?

バイクのヘッドライトバルブは、夜間走行に欠かせないアイテムの一つです。
いつもよりも明るくないなと感じたら交換時期だと目安をつけても良いですが、どのぐらいの寿命かを知っていれば明るさが足りなくなる前に交換することも可能です。

バイクに搭載されているヘッドライトバルブは、基本的に頻繁な交換は必要ありません。
バルブの寿命の目安としては約2,000時間程度で、数年間は交換不要です。
もしも2,000時間点灯できるとすると、1日1時間の走行で約5年程度が寿命となります。

ただし、走行する環境や温度などの条件によってはもっと早くに寿命が来てしまうこともあります。
実際には、バルブの種類や走行環境によって3年~4年ぐらいが寿命だと考えると良いでしょう。

交換方法はコツが必要だけれど簡単

バイクのヘッドライトバルブを交換する方法は、それほど難しくありません。
まずヘッドライトのサイド部分についているボルトを取り外し、レンズを外します。
車種によっては外しにくいものがあるので、注意してください。

レンズを外したらソケットを引き抜きますが、この時には垂直に引き抜くのがコツとなります。
角度をつけると、なかなか抜けません。

ソケットを取り外したら、水止めキャップとばねについている金具を取り外し、ようやく古いヘッドライトバルブが現れます。
バルブを外して新しいバルブに交換したら、蓋を締める前に軽くシリコンスプレーなどを使って清掃すると良いでしょう。
あまり頻繁に開けることがないバルブ周辺を掃除することによって、新車同様の明るさがよみがえります。

バイクの車種によっては、ヘッドライト部分を分解できないタイプがあります。
この場合、ヘッドライトバルブそのものを交換することになります。
ライトの裏側にあるソケットを引き抜き、防水用のカバーをとりはずしたら、古いバルブを外して新しいものに交換し取り外した順序と逆の順番でカバーとソケットを取り外して完成です。

DIYでヘッドライトバルブを交換する際の注意点は、防水ラバーをつける際にはしっかり密着させるという点です。
隙間があると雨水が入ってしまい、ショートの原因となりますから注意してください。

この作業は、ショップに持ち込んでも対応してもらえます。
工賃はそれほど高くはなく、1,000円~2,000円程度が目安となります。
もしも初めてて交換方法が分からないという人や、やり方が面倒でDIYではしたくないという人は、ショップに持ち込むと良いでしょう。

初めての人なら、整備士が交換するところを観察すれば次回は自分でDIY対応出来るかもしれません。
DIYで交換できる方法を知っていれば、ツーリング時などにも迅速に対応できるので便利です。